西新井駅前、整形外科、リハビリテーション科、ペインクリニック内科の足立区西新井にある帝都メディカルクリニック西新井駅前院
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東京都足立区西新井栄町2丁目3-3 さくら参道ビル4階
椎間関節ブロックとは
椎間関節ブロックは、痛みを取るための治療の一つで、注射療法に分類されます。
上下の背骨のつなぎ目である「椎間関節」にブロック注射の針を刺入し、局所麻酔薬を注入します。
痛みの伝わりを神経レベルでブロックできるため、強力な鎮痛効果をもたらします。急性のぎっくり腰や慢性の椎間関節性腰痛でブロックの適応になります。
椎間関節ブロックの方法
患者様にはうつ伏せになって頂き、背中から注射針を刺入します。背中の真ん中に背骨(脊椎棘突起)が触れますが
、そのやや外側から刺入します。
ブロック針はそれなりに細い針(23ゲージ)を用います。採血用の針が21ゲージですので、かなり細い針であることが分かります(ゲージは針の細さを表す単位で、数字が大きければ細い針であることを意味します)。
針が皮膚に刺さる瞬間にチクっとするのと、薬液が入るときに腰に重い痛みが出ることがあります。
ブロックが終了すると5分ほどで腰の痛みが消失します。
椎間関節ブロックの合併症
椎間関節ブロックにはいくつか注意したい合併症がありますので紹介します。
軽微な合併症には以下のようなものがあります。
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ブロック針を刺したところからの軽い出血
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皮下出血、あざ
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消毒薬に対するアレルギー(皮膚の発赤)
重篤な合併症には以下のようなものがあります。
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局所麻酔中毒(10000例に1.2~11例程度)
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血管内注入
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硬膜外ブロック
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神経根ブロック
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硬膜誤穿刺
当院では、椎間関節ブロック後には重篤な合併症を早期に発見するため5分ほど処置室のベッドでお休み頂いております。ご自宅に帰られて何か異常を感じた際には、当院までご連絡をお願いしています。
椎間関節ブロックQ&A
Q:ブロック注射はすごく痛そうですけど大丈夫でしょうか?
A:針は細いものを用意しておりますので、激痛ではありません。背中からの注射になるため、少し恐怖心を感じることがあるかもしれません。医師や看護師が優しく声をかけながら注射を進めていきます。
Q:何回打てば治るの?
A:急性のぎっくり腰であれば、通常1回で注射は終了にできます。慢性の椎間関節性腰痛の場合、複数回のブロックが必要になるかもしれません。長期間にわたりブロックを継続する必要がある場合、他の治療をご紹介することがあります。
Q:血液サラサラの薬を飲んでるけど、肩甲上神経ブロックはできる?
A:深部の神経ブロックになるため、申し訳ありませんがご提供できません。