帝都メディカルクリニック西新井駅前院

 東京都足立区西新井栄町2丁目3−3

 さくら参道ビル4階

​ (西新井駅西口 パサージオ向かい)

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骨粗鬆症とは

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は、骨がもろくなり骨折しやすくなる状態のことを指します。骨の強さを表す指標に「骨密度」があります。骨密度を測定することで、骨粗鬆症かどうかを判定することができます。

​骨密度が低下する要因は、骨形成と骨破壊のバランスの崩れにあります。とくに女性が加齢すると女性ホルモンが減少し、骨破壊を抑制できなくなります。

骨粗鬆症には自覚症状(痛みなど)がありません。そのため、気づかずに骨粗鬆症が進行し、転倒などして骨折し発見されるケースが多発しています。

骨粗鬆症になると、通常では骨折しないような軽微な外力で骨折を起こすことがあります。これを脆弱性骨折(ぜいじゃくせいこっせつ)と言います。橈骨(前腕の骨)、大腿骨(太ももの骨)、椎骨(背骨)で脆弱性骨折を起こしやすいと言われています。

とくに大腿骨頚部骨折の発生に注意が必要で、ほとんどの場合手術や入院が必要となります。また1年後死亡率が10%にもなるため、命に直結する外傷であると言えます。

​帝都メディカルクリニックでは、骨粗鬆症の早期発見に努め、脆弱性骨折の発生を予防します。

骨粗鬆症の診断

骨粗鬆症の診断には、日本骨粗鬆症学会「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン」の診断基準を用います。

骨密度が一定基準に満たない場合を骨粗鬆症と診断しています。

  1. 骨密度が若年成人比較(YAM;young adult mean)で70%未満

  2. ​脆弱性骨折があり、YAM比で80%未満

骨密度の測定には様々な計測機器が用いられます。

  • 超音波骨密度測定器(前腕やかかと)

  • MD法(手指の骨)

  • ​DEXA法(橈骨、椎骨、大腿骨)

健康診断などでは超音波骨密度測定器を用いますが簡易的な結果しか得られないため、骨粗鬆症の正確な診断にはMD法やDEXA法を用いることになります。当院では検査の簡便さから、MD法を採用しています。

骨粗鬆症の治療

骨粗鬆症の治療は、生活習慣改善と薬物療法があります。

骨粗鬆症の成因には、喫煙、ビタミンD・Kの欠乏、ロコモティブシンドロームなどが関わっていると言われています。そのため、禁煙し、バランスの取れた食事、適度な日光浴、適度な運動が勧められます。

骨粗鬆症の薬物療法には以下のような薬剤が用いられます。

  • 活性型ビタミンD製剤

  • 選択的エストロゲン受容体作動薬(SERM)

  • カルシトニン製剤

  • ビスフォスフォネート

  • ​抗RANKL抗体

  • PTH製剤

上に挙げた薬のうち、下に行けばいくほどより骨密度上昇効果は高くなります。デメリットとしては、副作用が出やすいこと、投与間隔が決められていること(週に1回注射など)、注射でしか投与できない、などがあります。

骨密度の程度や原因によって治療薬の選択も変わってくるため、医師の診察を受けてその方に合った治療薬を見つけていきます。